施設案内
放浪美術館は「放浪の天才画家、裸の大将」で知られる山下清(1922〜1971)が放浪中お世話になった方々へお礼に残した作品をはじめ、貼絵作品を主体とし、各地の窯元で制作した絵付け陶磁器や、フェルトペンによる点描画・スケッチ作品などを集めた日本ではじめての常設美術館です。
諏訪と山下清の関係は「諏訪湖の花火」にあります。夏になると清は涼しい信州に幾度も訪れては、大好きな諏訪湖の花火を見物していきました。ゆかりのある作品を地元に残したいと平成2年12月に放浪美術館が誕生しました。
清の作品は、優れた記憶力と観察力、見る人をハッとさせる鮮烈な色づかい、黙々と作品を制作していく集中力にあります。貼絵は貼り重ねる事により厚みと立体感を出し、細い線は「こより」にするなど清独自の技法が随所に見られます。
これまでにも多くの人たちに感動を与え愛された画家山下清。障害というハンデを負いながらも戦中、戦後の苦しい時代を自由奔放に放浪して生き抜くには、幾多の苦難もあったことでしょう。
観たままに、感じたままに描く純真無垢な清の作品は、今の時代私達が忘れかけている大切な物を呼びさましてくれるものと思われます。
放浪美術館 全景
背景には八ケ岳を一望し、信州の自然をイメージしたログ作りの美術館です。
館内・展示風景
顔出し看板
当館人気の顔出し看板!あなたも山下清になれる???
おむすび
石で作った大きいおむすびがお出迎え!お・ぉ・おむすびが食べたいんだナ〜
売店
出口の売店では、山下清に関する書籍や、また昔なつかしい 骨董品や民芸品などを販売しております。掘り出し物が見つかるかも・・・